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*2025.12.07
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2025年12月7日
ロッキーは《イタリアの種馬》という通り名で知られていて、転じて「女をとっかえひっかえする勢力旺盛な色男」という意味で通じるそうです。​そういえば、少し前に惜しくもお別れすることとなった愛車《イタリアの熊猫》ことフィアット・パンダ。ある方面では最高傑作とも言われるイタリアを代表するコンパクトカーで、愛嬌のあるデザインと小気味よい走りが魅力の一台でした。​しかし「勢力旺盛」なんてとうに昔の話。いくらハイオクを飲ませて馬乗りになろうと、調子が出ないと言っては、すぐにロードサイドで休む日々。丸2年の付き合いになろうというところ、とうとうストレンジなサマー2025の真っ只中、走れないカラダとなってしまったのでした。生卵飲ませたろかほんま!……とはいえ、こちらもなかなか酷な乗り方をしてしまっていたものです。ごめんね。そして、遅れた秋の涼風とともに、次なるクルマがやってきました。マツダ・ボンゴバンです。これは、これまでの愛車遍歴では初めての国産車(※イタリア車の前はドイツ車)です。​はたらくクルマとして相応しい肉厚なドライブシートに、大人2人は横になれるであろうラゲッジスペース。どれだけ機材を放り込んでも日本全国を旅できる1.8リッターのトルクは、ハンドルを握っていてとても頼もしい相棒です。さてこのクルマまたはそれに乗ってる写真屋が「日本の種馬」と呼ばれる時が来るのだろうか。ボンゴという名も動物から来ているみたいですね。今後ともよろしくお願いします。 

(2025年11月_Leica M2 )