*Nikki  

2024年3月21日


⚫︎ふたつのターンテーブルとミキサーを使ってあたらしい音楽を創り出す人々のために「バトルDJ」という名称があります。よく耳にするスクラッチから、ジャグリング、ボディトリックなどはバトルでは欠かせない技術です。ここらで僕がそのバトルDJという世界の大ファンであることを告白しておこう。いつか僕もその道のひとりになりたいと、陽の影で練習を続けています。⚫︎そういえば2年前まで大分県日田市という街の住民でした。血縁はないものの、何故か日田にはたびたび帰る機会があります。その大きな理由は「環境2/3」という、なぜか僕が主宰という形になっているDJミーティングです。⚫︎もとは「レコードを聴く会」として、近所のご迷惑にならない程度の音量で端を発した環境2/3。どういう因果か我々を歓迎したいという数寄者のお声かけにより次第に規模が大きくなっていっていることに驚きと経験不足を隠せなくなってきています。第8回となった今月の催しでは来場が20名越えと、我々にとっての大台をヒョイと乗り越えているうえに、日田のクリエイティブを担うスーパースターたちが集うゴージャスな会になってしまった。⚫︎環境2/3を構成するクルーは僕を含む3名。眞剛(しんご)さんは九州でも指折りのスクラッチャーでとにかくスクラッチの技術がすごい。勝手に師匠と呼んではあちこちへついていっては現場のイロハを盗み見させていただいていました。若松さんは同じく日田の先輩でで超が付くほどの音楽好き。DJの経験はほとんど無いのに聴衆を一瞬にしてロックする音楽感覚とレコードを自宅にたくさん隠し持っているという、なかなか出会えない変態の一人だと言えましょう。とにかく変な会ができてしまったのは、日田という街の面白さでしょうか。こうなったら目指すべきはBoilerRoomのようなコンテンツ。民謡からアブストラクトまで、BPMさえ無視した完全闇鍋スタイルから生まれるグルーヴィな時間を今後もみんなと一緒に作っていきたい。そう願うばかりです。

これは第5回を録音したもの


若松さん(2024年_カーネルプチカメラ/35mm?)

 
眞剛さん(2024年_カーネルプチカメラ/35mm?)


2024年3月14日

⚫︎3月も半ばを過ぎて。ありがたいことに2月後半からお仕事のお誘いがしばしばあり、人並みにアタフタとさせていただいています。ですが近ごろはズバリ現像(色補正)の作業が、たいへん心を削られる時間としてのしかかってきているのであります。他のカメラマンさんはこの作業にどう向き合っているのだろう。⚫︎現像です。レタッチとも呼ばれるこの作業は、正解というものが無いだけに(あるにはあるのだけど)、現像ソフトに向き合えばたちまち、レタッチという名前の大海原のど真ん中にポチャンとつまみ落とされた気分になります。たしかにノウハウは自負する。良きと取るか否かは別の機会に譲るとしても、ソレはしだいに癖となり癒着してくる。自分と写真のあいだの押し問答はキャリアを重ねれば重ねるほどに粘っこくなってくる。自分の色は守りながらも克服していくことが、こんなに大変なのか。暗い作業部屋でひとり、カラダが縮こまる瞬間も増えました。⚫︎自分の写真との対話にディスコミニュケーションが起こる。そのフラストレーションが次の撮影、次の撮影、と積み重なっていきます。まさか撮影技術の問題ではないだろうか。カメラ機材が弱いからではないか。いや僕の目が最近チカチカしておかしい…。iMacのディスプレイが焼けて色がおかしい…。どんどん自分への不信に落ち込んでいきます。Youtubeの解説動画にかじりついたって所詮はトレンドの産物。自分自身がみたかった写真に辿り着くためには、やはり同じくPCの前でただ湯水のように時間を使うことでしかないのでしょうか。⚫︎ただ自分の中で仮説を立てるのはずっとやってきたことです。この問題の原因への現時点での仮説は「撮影状況/撮影内容に問題がある」ということです。現像がうまくいかない写真はいかない。うまくいく写真は、きちんとうまくいくのだ。

宮崎県都城市にて。(2024年_FujifilmX-T4/90mm)
心が動いた瞬間に撮る写真は思い思いに色も応じてくれる。

宮崎県都城市にて。(2024年_FujifilmX-T4/56mm)
snowpeakの皆さんと都城市の全景を撮りに山へ行ったとき。



2024年3月12日

スーパー玉出にて。(2024年_カーネルプチカメラ/35mm?)
スナップにおいて自分の理想とするカメラを手に入れた。これについては今度追記しようと思う。

自宅にて。(2024年_カーネルプチカメラ/35mm?)




2024年3月10日

⚫︎当方の名刺が全面リニューアルの運びとなりました。とはいえレイアウトはこれまで使ってきたものを応用してのものなので、ぱっと見ただけではさほど変わりません。かい摘んで申し上げると、まず文字列に新しい住所が加わったこと。そして同じ活版印刷でも活字を組むものからデータによって起こす亜鉛版に変わったことでしょうか。これまで長崎県小値賀島のOJIKAPPANさんにお願いをしていましたが今回から江戸堀印刷所さんにお世話になることになりました。小値賀の桃ちゃんが組んでくれる活字は毎回とても気に入っていましたが、ホームである大阪と一緒にクリエイティブを育んでいきたいという気持ちも同様に大切にしたかったのが理由です。⚫︎江戸堀印刷所にも、小値賀の桃ちゃん家にあった、同じ(?)ハイデルベルグ社の印刷機があり、以前遊びに行ったときに感じた好奇心を思い出しました。桃ちゃん元気かな。

江戸堀印刷所にて。(2024年_カーネルプチカメラ/35mm?)
印刷しているところを見学させてもらった。

もう1枚。(2024年_カーネルプチカメラ/35mm?)
プロセスはフィルムをデジタルで現像するのに近い。

小値賀島OJIKAPPANにて(2021年_FujifilmGFX50R/80mm)
桃ちゃんのところに初めて遊びに行ったとき

小値賀島OJIKAPPANにて(2021年_FujifilmGFX50R/80mm)